縁結び祈願!京都でお参りするならどこへ行く?おすすめ4選
神社やお寺のお参りをするなら、やはり希望のご利益を叶えたいもの。中でも「縁結び祈願」は多くの女性が気になるところではありませんか?
今回は、京都で有名な縁結び祈願の寺社をピックアップしてご紹介します!
【地主神社】目を閉じて恋占いの石にたどり着ける?
地主神社は清水寺の敷地内にあり、日本が建国されるよりも前に創建されたという歴史ある神社です。
本殿の前にある「恋占いの石」が恋愛祈願で有名。一対の大きな石が置かれていて、片方の石から目をつぶって歩き、もう片方の石にたどり着けたらその恋は実ると言われています。不安であれば周囲の人に声を掛けてもらって助けてもらっても大丈夫。その場合は、誰かに協力してもらう形で願いが叶うとか。
本殿とこの「恋占いの石」だけお参りする人は多いですが、ぜひ境内を一周してみてください。『銅鑼の音祈願』と言って、三度軽く打つとその音色が神様に届き良縁を授かれるといわれる銅鑼、どんな願い事も1つだけ叶えてくれる『おかげ明神の社』など、ご利益スポットがたくさんありますよ。
なお、地主神社は参拝無料ですが、清水寺の敷地内にあるため清水寺の拝観料が必要です。
【安井金比羅宮】まずは「悪運封じ」から
東山に位置する安井金比羅宮は、広さはそこまでないものの年中観光客でにぎわう有名な神社です。「縁切り神社」と言うとピンとくる人もいるのではないでしょうか。こちらは実は縁結びのご利益もあるんですよ。
本殿のそばにある「縁切り縁結び碑(いし)」には中央に穴が開いていて、そこを表からくぐって悪縁を断ち、次に裏側からくぐることで良縁祈願となります。くぐり終えたら、願いを書き記したお札を碑に貼りましょう。
碑の前には毎日長蛇の列ができています。並ぶ時間がなければお札を碑に貼るだけでもいいとされています。参拝は24時間できますので、並ばずお碑をくぐりたいなら、早朝や夜がおすすめ。
ちなみに恋愛のご縁だけでなく、持病や喫煙などあらゆる「断ちたいもの」にご利益があるとされています。
【今宮神社】徳川将軍にゆかりのある神社で玉の輿祈願
紫野という閑静なエリアにある今宮神社。こちらも縁結びのご利益があり、中でも玉の輿のご縁を授かれるといわれています。
江戸時代の初期、八百屋の娘・お玉が今宮神社で「将軍の側室になりたい」と祈願しました。するとその数年後、江戸に行った娘が将軍・徳川家光に見初められ本当に側室となり、第5代将軍・綱吉を出産。ついに将軍の母にまで上り詰め、大奥として権勢をふるうように。そのことから、この神社は「玉の輿のご利益がある」と言われるようになりました。
西陣に近いこともあり、こちらの「玉の輿守り」は高級な帯に用いられる西陣織を使用しています。色鮮やかでとてもきれいなので、訪れた際にはぜひ手に取ってみては。
【六角堂】柳の枝に願い事をくくりつけて
こちらはあの聖徳太子が創建し、正式名称を「頂法寺」というお寺です。平安時代、嵯峨天皇がお妃さまを探していたころ、夢の中で「六角堂の柳の下を見なさい」とお告げがあったそうです。そこには本当に絶世の美女が佇んでいました。その女性を妃に迎え入れ幸せに暮らしたことから、縁結びにご利益があると言われる由縁に。
おみくじや願い事を書いた紙を柳の枝にくくりつけると良縁が授かるとされています。このときのポイントは、枝を2本束ねてくくること。
おみくじは本堂の脇にある箱から引くこともできますが、おすすめは寺務所に置かれている鳩みくじ。かわいい鳩の置物とセットになっていて、置物は持ち帰っておみやげにできますよ。
恋愛も仕事も…女性なら「縁結び祈願」は外せない!
恋愛や結婚だけでなく、友人関係や仕事、病など…どれも「縁」と考えると、縁結びのお参りは誰もが欠かせないものと言えますね。ぜひ、京都観光の行き先に入れてみてはいかがでしょうか。