浴衣（ゆかた）

着物同様、日本の伝統的な和服の一つが「浴衣」です。

浴衣が着用され始めたのは平安時代とされており、主に夏に着用する薄手の着物です。浴衣は夏の風物詩である夏祭りや花火大会で切る浴衣もあれば、温泉施設でよく見かける寝巻用の浴衣もあります。

浴衣は裏地のない単衣（ひとえ）であり、長襦袢を着ることなく下着の上に直接着用します。一方着物は、裏地のない単衣は夏の時期に着用し、裏地が二重の袷（あわせ）は秋や冬、そして春先まで着用します。着物は浴衣とは違い、長襦袢を着用したうえで着る和装です。